権限設定編 〜Google G SUITE appmakerを使ってみた 〜

共有ディスクをNASから、Google Drive に移行したのに合わせて

社内用ツールをapp maker を使って作ってみたお話です。

 

以前は、アプリケーションフレームワークのscaffoldを使って、簡単なCRUDアプリを作ってましたが、

サーバーとして使ってたPC壊れるし、VM取り出したり、再セットアップするの疲れるし、ということで、せっかく使えるようになったGoogle appmaker を使ってみることにしました。

 

使ってみた感想としては、

英語なのと、UIというか権限の仕組みがちょっとわかりづらい。

というか、自動で保存されたり、SAVEボタンを押さないと保存されなかったり、

UIが統一されておらずそれも混乱の元になっていたりします。

 

使うにあたって行なった設定は下記

 

https://appmaker.google.com

で新規にアプリを作成後アプリのアクセス権限を設定します

 

1. ロール作成

右上にある歯車アイコンをクリック

APP SETTING→Security → User's accountを選択→Roles →組織用のロールを追加

※この時点で組織用のロール名は好きにつけて追加すればいいだけ。

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appmaker role

2. ごにょごにょアプリを作成

この辺りは後でアプリ作成編で解説

 

3. デプロイを行う。

右上にある歯車アイコンをクリック

DEPLOYMENTS→PUBLISH NEW DEPLOYMENTS→Users with role access: XXXX

XXXXに1で作成したロールが表示されているはず。

 

そこに、Google のユーザや、グループを追加すると、そのデプロイへのアクセス権限が得られるというわけ。

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deploy members

 

ここで1点注意点がありました。

会社だとグループで管理するのが便利ですが、どうやらグループを入れ子で持つグループは対応していないようです。

例えば、everyone@example.com グループがあったとして、

everyone の中に、system@, directors@, designers@ といった子グループが入っている場合、everyoneを指定しまうと、アクセス権限を持てませんでした。

 

ただ、直接ユーザを含んだグループだと権限がちゃんと振られたので一安心。

 

appmakerはデプロイ毎に権限を管理する仕組みのようです。